皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした
とんでもないことをしたと、朝になって後悔する。



2日続けて…ハードすぎる…。



身体中が痛いわ…。



もう、ダメかも…。



生命力が削られてる気がする…。



「おはよう、アリス」

「はい、おはようございます…」

「今日の夜はどうやって楽しむのだ?」

「なんの冗談ですか…」

「冗談?アリスが誘ったのではないか。俺的にはもっとこう、アリスが羞恥に身悶える姿が見たいのだが」

「ななななっ、なんてことっ‼︎」



ニヤッと笑うリュークは、とても元気に見える。



私だけが、ヘトヘト…。



「でも、苦しそうな表情がたまらないのだ…。あっ、また猫耳アリスもいいな」

「へ、変態皇子‼︎」

「なにを言う。あんな強力な媚薬を自分で飲むお前も相当な変態だぞ。安心しろ、一緒にどこまでも付き合ってやるからな」

「ち、違うのぉ…」



私があなたを支えると言ったのは、こういうことではありませんっ‼︎



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