御曹司に身分違いの恋をしました。


昼間の弁当屋も経営不振で
出勤日数が減ったし。。。


「あのっ!なんでも頑張りますので!
病院内の掃除でもいいし
あっ!患者さんのご飯を運んだりとか」


「うーんそうだなぁ」


しばらく考えた末に
「君は早く借金を返したいと言ってたよな
いくらそれを出してやると言っても
拒否するんだから・・・
そうだ!知り合いがやってる
バーで働いてみるか?」


「バーですか?
こんな見窄らしい私でも大丈夫でしょうか?」


「君は透明感あって綺麗だよ
知り合いだから給料を増すようにと
頼んであげるから
早く借金を払って自由になりなさい」


こんな経緯でベリーヶ丘にある
高級VIP会員制のバーに
勤めることが決まったのだ。


そのバー【orange】の女の子は
みんな品のあるお嬢様ばかり
私のような超が付くほどの貧乏人は
勤めることができない。


こんなところで働けるのも
川相さんのおかげ。


時給900円だった私が
時給7000円とか。。。
1時間で1日分のお金が稼げるなんて
すぐに借金は返せそうだ。


親には夜の仕事を始めたと伝えたが
「恥ずかしい!近所の人に
なんと言われるか!」と怒られ
しまいには出て行け!と家を追い出された。


「困ったことがあったら
なんでも相談しない」と
川相さんに言われていたが
そこまでお世話になることはできない。


とりあえず着替えとか
必要最低限の物をを持って
ネットカフェを転々とする日々だった。



そんなヤドカリのような生活は
ひと月半ほど続いたが
今は川相さんのお陰でお給料もよく
ワンルームのアパートを借りて
住めるまでになった。


と言ってもオートロックとか全くない
激安のアパートだ。







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