Snow drop

(1)

彼らと別れた後、特にやることもなかったため私は帰った。

暇しているとスマホが鳴る。
普段使っているものではなく、黒のiPhoneが反応しているという事は男だ。

「こんばんは、〇〇の××に住んでいます。会いませんか?」

トプ画はどこかの廃墟見たいな所でいかにも出そうだった。
私は彼に値段を提示すると潔く了承してくれた。
今夜8時に約束をした後、私は準備を始める。

クローゼットの一角には制服がズラっと並んでいる。
サキの時は制服で相手に会う。
ある時は黒字のセーラー服、またある時は紺のブレザーだったりとその種類は様々だ。

何故制服なのかって?
まぁ、一番の理由は服を考えるのが面倒だから。
制服なら1式セットになっているし、どれも可愛い

面倒くさがった結果制服にたどり着いたってだけだけどね。

白シャツの上にニットセーター着、スカートを履く。
髪をスプレーで染めあげればサキの完成だ。
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