正しい恋を教えてください。
翌日、噂通りハルは学校に転校してきた。




朝からハルのクラスには長蛇の列。




「ほんとに来たの!?」




「この学校に来てよかった…」




ハルのことを一目でも見ようとする女子に、ハルは微動にせず、窓の外を見続けた。




さすが芸能人と言わんばかりの態度だった。




おまけに、馬鹿な人達しかいないせいで普通の高校の3倍はうるさいだろう。




お昼になってもハルの人気は留まらず、お昼ご飯を誘う女子も多かった。




「ハルくん!私とお昼食べませんか?」




「ごめんね」




ハルも一応優しく対応するが、全員が断られている。




だが、1人だけ自身満々でハルに向かって歩いてくる女子がいた。
< 11 / 488 >

この作品をシェア

pagetop