正しい恋を教えてください。
ベールアップ。



誓いのキスだ。




まあ、2人が普通にするわけは無い。




目を閉じている古海を前に、ハルは小声で古海を呼びかける。




「古海。目開けて」




ふわっと古海を持ち上げたハルがいつも以上の近さに赤面してしまう。




「待ってる」




と言って、目を閉じたハルは、古海からのキスを待っている。




「え...!?」




古海は恥ずかしさのあまり、秒レベルの速さのキスをした。




「はっや。笑」




こんなにものほほんとするような幸せ祝福ムードの時はあるのかと言わんばかりの雰囲気だった。
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