もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】






メイド服とか許すわけないよね、この俺が。




てゆーか優しい男?



はは、いまさら。笑える。


散々あげた“優しさ”に1ミリも振り向かなかったのはどこの誰?




優しさなんてくれてやんない。




きみが俺にしてくれたように。





もっといじめて、泣かせて、心の中俺でいっぱいにして。





その後に……。





でも、そーするためには。





「やっぱやーめた」



「え、何で?もうクレープすぐそこだよ?」



「ごめん。俺甘いモノあんま好きじゃないんだー」






ねぇ。





いい加減、俺を見てよ。





たぶん、もうそろそろ。





「……我慢の限界」





< 251 / 537 >

この作品をシェア

pagetop