もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
「えっ、パンケーキ?」
「無理?なんか用事あった?」
「いや全然暇人だけど、京星くん甘いモノ好きじゃないよね?」
この間行ったときだって、食べてなかったし。なのになぜ…?
「好きじゃないけど、好きだから」
「は?」
ナゾナゾのようなことを言う京星くん。
キョトンとする私の頭を、京星くんがちょっと乱暴に撫でる。
「俺今、好かれたくて必死」