もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
「京星くん」
「…なんか珍しい髪形してんな」
「あー、これ?」
なんかあまりに暑いから、髪の毛を全部まとめて、頭の上でお団子にした。
「変かな…?」
「別に」
京星くんが私の隣にドカッと腰かける。
切れ長の瞳と視線があって。
「かわいいよ」
「~っ、ありがと、お世辞でもうれしい」
「本心だけど」
京星くんといると、自分がいつもよりもすごく、“女の子”になった気がして
むずむずして、顔が熱くなる。