もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】





「紗英」


「あっ、うん」




やばい、京星くんと話の途中だった…!



視線を京星くんに戻した私に、京星くんはふっと少しだけ口角をあげた。





「…今日の放課後。暇?」



「え?今日?うん、暇だけど…」



「じゃ、選択教室来て。話あるから」



「う、うん…わかった」





その後すぐに先生が入ってきて、授業が始まった。




話ってなんだろう…





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