もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】




「な、なんでそんなことを…!?」



「あー…」



京星くんは少し考えるように間を置いたあと、クイッと口角をあげて




「復讐?」




そう言った。





ふ、復讐…!?





そのとき授業開始を告げるチャイムが鳴って。



ハヅキも自分の席に戻ってきた。





当然、私と京星くんの話もそこでお開きになる。





復讐ってそんな、ハヅキじゃないんだから…!





っていうか、何に対しての復讐…?





チラッ、と横目で京星くんを見ると、ふ、と悪戯っ子のような笑みが返ってくる。





京星くんが何を考えてるのかも全然わかんない…。






< 463 / 537 >

この作品をシェア

pagetop