もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】
「さぁちゃんがキョーセーくんに、俺には絶対向けない笑顔を見せる度悔しくて
二人が抱き合ってんの見たとき、苦しくて死ぬかと思った。何回も思った、こんなことなら、会いにくるべきじゃなかった、間違えたって。
だからもう、離れようって。
今度こそ終わりにしようって…」
「勝手に終わらせないでよ」
私も起き上がる。
きつく自分の前髪をつかむハヅキの手をそっと握った。
「急に会いにきて、私の心の中いっぱいにして、
勝手にいなくなるなんて、ずるいよ…」