僕を壊したのは君だから。
さらに彼は目の前の女子の顎を指で持ち上げると、
「恥ずかしいから、あんまり詮索しないで」
琥珀色の瞳はいたって真剣。
なのになんで色っぽく見えるんだろう。
「は・はい……」
そんなの女子はみんな溶けるしかないのに。
「ありがとー」
……やだ。何でそんな可愛い笑顔でお礼なんかいうの。
ほかの子を簡単にドキドキさせちゃう朝比奈くんなんて……。
なんか……やだな。
遊ぶにしたって、私だけでいいじゃん。