エモーションラブ
1. 2人の出会い

「今日も笑顔…JKは明るい」

そういい聞かせながら藍が来た場所。
それはある場所にあるデイケア。
藍は小学生の時から病院に通ってた。
親とは上手くいかず、今は祖母と暮らす。
高校も本来は【LJK】高3なのだが
精神的に体調不良で今の高校に編入した為高2。
ここのデイケアに通うのは今日がはじめて。
朝の会で自己紹介を促された。

「はじめまして。現役JKの18歳の藍です。
よろしくお願いします。」

そしてもう1人

「はじめまして。奏です。28歳です。よろしく
お願いします。」

奏は28歳。仕事休職して来ることになった。
奏はアニメとゲームに溺れてる。
仕事はこなしてたみたいだが、引きこもりだ。

「藍さん僕、鳴海と言います。
あのトランプ一緒にどうですか?」

藍は明るい感じでいいよと答えた。
鳴海は奏にも誘い、みんなで
トランプでもりあがる。
藍は明るい。明るすぎるほどだ。
奏はトランプしながらスマホでゲーム
ばっか。ただ、オヤジギャグを連発してた。
みんなに声かけられて
なんだかんだで2人の1日は過ぎていった。

藍はデイケアに毎日来れるわけではない。
藍には学校がある。
だから、体調の悪い時だけデイケアを使う。
でも夏休みになって
毎日来れるようになった。
「おはよう!」
藍がそういえばみんなが返してくれる。
奏はデイケアで相変わらず
オヤジギャグをかましてた。
お・や・じ・ぎゃ・ぐ
周りにはすべりまくってる奏
なのだが藍は笑っていた。
それは藍が見せる笑顔の中で1番と言っても
いいだろう。
それもそうだ。
藍はずっとつくってたのだから。
楽しい、嬉しい。
それらは全てつくってた。
ただ藍はイライラポイントがやけに高く
怒りだけは抑える方向には
つくれなかったみたいだが。
そんな藍が何故か作らないで笑ってた。
藍はとても不思議だった。
ただ藍は少し複雑な気持ちだ。
藍がなぜ作るのか、
1つは人が信じられない。
1つは周りの人を不幸にしたくない
1つは怖い
色々理由はある。
藍はかってに二十歳までに死ぬ。
そう決めて行動してた。
ただこの時にはもう奏に恋に落ちかけてたのかもしれない。
藍の夏休みも終わり、年が明け、冬休みも終わった頃。
藍は考えてた。学校でも考えてた。

(奏くんが好き。でも藍は周りを不幸するから
恋なんてダメ。でも抑えきれない。そもそも
奏は希乃とばっか話てる。希乃の事好きなのかな。いや奏くんなら彼女はもういるのかも
でも…いやダメ…ダメだ。)

だが2月の終わり頃つい奏に
理想のお兄ちゃんといってしまう。
何年もつくってた藍、その藍が抑えきれないほどになるのはネガティブなこと以外で今まで
なかった。

そして翌日。
奏と女3人。藍と希乃と美野。で話してた。
奏の事が好きな藍。そして美野。
奏が好きかもしれない希乃。
その中で藍は奏にいった。

「断れる前提でいいます。好きです。」

そしてすぐ

「いいよ。」

藍は驚いてた。そこでは希乃と美野に
よかったね。と祝ってもらい。
嬉しいように藍はふるまってた。
藍は本当は複雑だった。
藍の予定ならば断られる。
そしたらもう後悔すること無く死ねる。
告白してふられて死ぬ。
それが見事にひっくりかえされたのだから、
複雑にだってなる。

奏は1日前から藍が告白してくると思ってた。
理想のお兄ちゃん
本当は藍は理想の彼氏といいたかったんだろうな。ただ、俺は仕事を休職中だ。
周りに恋愛してる場合じゃない。と
いわれるだろう。
そして1日考えてOKした。
本当に嬉しかった
奏は基本的には家族と話さない。
その奏が家帰って家族に報告したほどだ。
そして2人のストーリーははじまった。
< 1 / 7 >

この作品をシェア

pagetop