私の罪と君の嘘
私が困っているのを見て先輩は「ごめんね」と話を続ける

「ここは一応元天文部の部室なんだよそれを僕が勝手に使ってるだけ」

あ、先生に許可は得てるよと今度はいたずらっ子の様に笑うその顔を見てドキッっとした

何この感じ…胸が苦しい…なんでこんな泣きそうになるの

「どうかした?大丈夫?」

はっとして前を見ると俯いたまま黙り込んだ私を心配そうな顔で見ている先輩がいた

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