君だけとトベない~CA達の内緒な休息~
乱荒



「遅かったじゃないですか、千里さん」



「天候が悪くって……すみません」



密室の中、俺と向き合っているのは原千里。詩織の後を埋める為に雇われた新人はそのまま俺にあてがわれた。



気弱なOL上がりの22歳。



理奈や、詩織のような芯の強さは皆無で……俺にもウザいくらいに気を使う千里を俺は弄ぶ。



ウェーブのかかった肩までの髪、そしてそこから広がる大きな胸。



いつの間にか俺は仕事を忘れ……自分の中で弾けそうな何か、を抑える為に千里へと矛先を向けた。



< 92 / 222 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop