いつかはまともな恋が出来るのかもしれない
自堕落

 今日も今日とて、仕事。
 スウェットトレーナーにデニム、コートというなんともラフな格好で仕事に向かう。
何故人間は労働せねばならないのかと本気で考えたことは一度や二度じゃない。でも、生きるためにはお金が必要だから働いている。


「あー、何もしたくない」
自宅の階段を降りながら独り言を呟いた。
言葉通り、私は何もしたくないのだ。


もう社会人になって7年、齢は29。
最後に彼氏と呼べる存在がいたのはもう5年前になる。26.7歳ごろまでは相手を探そうと必死だった。しかし、周りの結婚ラッシュもある程度落ち着き、その必死さも段々なくなってきた。

朝起きて仕事に向かい、仕事が終われば帰宅して寝る、そんな単調な毎日だ。退屈な気もするが、それで良い。無論その中には伴侶の存在は無い。
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