君のいない場所で私はどうしてると思う?
その日の夜私は斉藤とのLINEのやりとりに夢中で
時計を見たらもう9時だった。


「あっ、もうこんな時間」


それと同時に着信音もなる。


『手術の日にち決まったよ!』

『ほんと?!いついつ?』

『11月21日!』

『そっか、その日学校だね。』

『俺はその前の日から入院してその日から学校休む』

『えー、斉藤いなかったら私ぼっちじゃん。』

『ごめんー!なるべく早く退院できるように頑張るから!』

『うん!頑張ってね!めっちゃ応援してるから!』

『ありがとう!おやすみ!』

『おやすみ!』


それで私たちの会話は途切れた。
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