みだらなキミと、密室で。

ヒュ〜〜〜っ

花火の始まる音がした。

バーーーーンッッ!!

大きく咲いた花火は、夜空一面を明るく照らして。

火の玉がキラキラと散って、すぐにまた、ドンッ、ドンッ、ドンッと色とりどりの花火が広がって。

あまりにも綺麗で息を飲む。

……私は今、遥琉と、この景色を一緒に見られているんだ。

そのことがものすごく嬉しくて。

「……海風、」

「へっ」

煌めく花火を見つめた遥琉が私の名前呼んだ。

「生まれてきてくれて、ありがとう。誕生日、おめでとう」

「なっ、」

らしくないことを言うんだもん。
ずるいよ。

「……遥琉こそ、おめでとう。……大好きだよ、」

恥ずかしすぎて目をそらしてそういえば、

「海風は俺の理性壊す天才だ」

なんてつぶやいてから、

打ち上がった花火の灯りに照らされたまま、

私の唇を塞いだ。
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