再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~
「あー。さんきゅ。紗莉はいつもやさしいな。」
「奏ちゃん。和食好きだから。お節どんどん食べてってね。」
残念ながら、本人…なんも気付いてないけどな。ついでに菜莉も。案外かわいそうなやつ…
おそらく今日のためにおしゃれしたであろう紗莉の顔はほとんど見ずに栗きんとんを美味しそうに食べてる奏ちゃん。
「うん。うまい。うまくなったなぁ。紗莉。昔は食べられたもんじゃなかったけどな。」
奏ちゃんが笑って、やっと紗莉をまともに見た。
「奏ちゃん!ひどーい。わたしももう年ごろだし…料理くらいできるよ。」
「そっかぁ。紗莉いくつだっけ?俺らより2つ下だから、24か?まだ若いなぁ。」
俺らってとこが気にいらねぇ。
「おねえちゃんには負けるけど…わたしだって。」
「これだけうまかったらカレシ喜ぶだろ?」
さりげなく地雷踏む奏ちゃん。
うわっ。コイツ…
ほんと最悪だな。
そしたら案の定、紗莉の顔が一瞬にして曇った。
「奏ちゃん。和食好きだから。お節どんどん食べてってね。」
残念ながら、本人…なんも気付いてないけどな。ついでに菜莉も。案外かわいそうなやつ…
おそらく今日のためにおしゃれしたであろう紗莉の顔はほとんど見ずに栗きんとんを美味しそうに食べてる奏ちゃん。
「うん。うまい。うまくなったなぁ。紗莉。昔は食べられたもんじゃなかったけどな。」
奏ちゃんが笑って、やっと紗莉をまともに見た。
「奏ちゃん!ひどーい。わたしももう年ごろだし…料理くらいできるよ。」
「そっかぁ。紗莉いくつだっけ?俺らより2つ下だから、24か?まだ若いなぁ。」
俺らってとこが気にいらねぇ。
「おねえちゃんには負けるけど…わたしだって。」
「これだけうまかったらカレシ喜ぶだろ?」
さりげなく地雷踏む奏ちゃん。
うわっ。コイツ…
ほんと最悪だな。
そしたら案の定、紗莉の顔が一瞬にして曇った。