再会~俺のONLY ONE ~何があっても離さない~


「またきちゃいました。」

結局、その週は3日連続でカフェに通い詰めた麻美とわたし。

「ありがとうごさいます。」

見てると、高橋さんは大人気で、いろんな人から声をかけられている。

大成の人もいれば他のビルからやってきた人も…

「あのひとさぁ。」

麻美がサラダを頬張りながら言う。

「ん?」

「大人気の高橋さん。」

「が?」

「菜莉となんか雰囲気似てるよね?」

「へ?」

似てる?かな?

「なんだろ?真面目なとことか…人当たりのいいとことか…誰に対しても笑顔で対応するとことか…」

「え?わたしそんないいもんじゃないよ。」

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