天然美女との過ごし方(仮)
太陽くんのお家の生活にも慣れてきた

『桜ちゃんいつも早く起きなくていいのよ?』

『ううん、お母さんがいなくてお料理教われなかったからたくさんと覚えたいの!』

『そお?じゃあたくさん教えちゃう!』

『ふふ、ママありがと』

『はよ~』

『太陽くん!おはよ!あのコレ……』

『……ん?なにこれ、弁当?』

『太陽!今日桜ちゃんが太陽のお弁当作ったのよ』

『……え!まじで?!』

『ふふ、桜ちゃんね、教えれば教えた分だけ吸収早くてこれはすぐにいいお嫁さんになれるわね』

『え!ママお嫁さんとか早いよ!まだ彼氏すらいないのに……』

『大丈夫、大丈夫!桜ちゃんかわいいからすぐ彼氏なんてできるわ!弱虫な男が勇気出せばね』

そう言ってチラッと太陽くんの方を見た気がしたけどお弁当……太陽くん喜んでくれたみたいでよかった

そしてすぐに制服に着替えて今までは早く家から出たい一心で出来なかったヘアアレンジを太陽くんの家に住むようになってからするようになった


『……できた!』

今日はサイドに少しだけ残した髪の毛をくるくるって巻いて上の方でお団子にしてみた

中々上出来かも!

アザや傷も消えてきて髪の毛を上にあげても平気になったんだ

『……髪の毛……』

『……変かな?』

『いや……かわいい』

部屋から出てきた太陽くんにそう言われてドキってしてしまった

いけないいけない、遅刻しちゃうじゃない!

急いで玄関に向かって玄関を開ける時
『いってきます!』

そう思いっきり叫んで学校へ向かう

今まで『いってきます』なんて言葉こんなに気持ちよく言えるなんて知らなかったからとてもドキドキしてるんだ、毎日毎日新鮮

『待てよ、桜』

『……ん?!今桜ちゃんじゃなくて桜って』

『だめ?』

『ううん、いいよ!』

『じゃあ早く行くぞ!遅れるぞ!』

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