天然美女との過ごし方(仮)

桜side

空ちゃんと太陽くんは体育委員だから早く学校に行かなきゃいけない


私は別にいつも通りの登校でいいのに太陽くんを避けるために早く家を出た

そしたら空ちゃんに会っていつも通り一緒に向かっていたんだけど……1つ心配なことがある

太陽くんと風くんとあおくん、かなくんとは話せるし近づいてきても平気になったけど学校の男の子たちはまだ無理で。

体育のときはやる場所は一緒でも男女別に別れてるから平気だったんだけど体育祭ともなるとそんなの関係なくて……

リレーも男女混合だし……

綱引きだって最初は女子同士の戦いなのに30秒後に男子がスタートして後ろからダァァァって男子が来るスタイルで……

意外と男女混合の競技が多いんだ

毎年毎年過呼吸で倒れていた

今年もそうなったらどうしよう

体育だいすきなのに

そう思うとちょっと辛くて


それを察してくれるのはやっぱり空ちゃん

『桜……無理しちゃダメだよ』

『うん、ありがとう』

学校に着いて空ちゃんのお手伝いして身支度を整える


空ちゃんに髪の毛を結んでもらう約束をしていたんだ

体育祭だから可愛くハチマキも巻いちゃおって空ちゃんが言ってくれたんだ

『……皆みたいにハチマキ交換したかったな』

『ふふ、太陽にそう言えばいいのに』

『……今更。それに太陽くん私の事嫌いだもん』

『太陽がそう言ったの?』

『ううん、女の勘?』

『えー、桜の勘とか当てにならない』

『ひどいよ、空ちゃん〜』

『わたしすら交換したのに〜』

そう言って空ちゃんは私の目の前でハチマキをフリフリとチラつかせている

『え!風くんと!?』

『ん?!なんで知ってんのよ?!』

『やっぱり!』

『誰にも言ってないのに、ほんとに桜は人の恋には敏感よねぇ。それくらい自分の恋にも敏感になってほしいくらいだわ』

『敏感敏感言うけどね、空ちゃんわかりやすい!』

『えー?』

『だってずっと風くんの事見てたもん笑』

『み、見てない!ほら!できたよ!』

『わぁ!桜ちゃんかわいい!』

『やっぱり桜ちゃんって美人さん!』

同じクラスの女の子が一斉に言ってきたからびっくりした

『そ、そうかな?空ちゃんのセットがうまいんだよ』

『うんうん!空ちゃんも髪の毛結ったりするの上手いよね!』

『ねぇねぇ空ちゃん、美容師さんとか似合いそう』

私はそう提案してみた

『実はちょっと美容系の専門学校行こうか迷ってるんだよねえ』

『絶対いいと思うよ!』

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