美髪のシンデレラ~眼鏡王子は狙った獲物は逃がさない~
「お言葉ですが、これまでヒットしてきた商品の開発の裏には、私の意見や考えが反映されてきたからという事実が・・・」
「おや、狭間部長は完全なる文系で、理数系は苦手だと娘さんから伺っておりますが?」
「何を・・・!」
口ごもる狭間の様子に、僅かに口角を上げて微笑む穂積部長が腹黒い。
これが噂に聞く゛ブラック穂積゛なのか・・・。
瑠花は呆然と黙って成り行きを見つめるしかなかった。
「それでは、狭間部長、この新商品の成分のうち、三神主任が問題としている部分はどこにあるとお考えですか?」
「そ、それはだな・・・」
狭間部長は、副社長である穂積直人の妻:浅子の父親で、いわゆる副社長の義父である。
副社長の直人は、穂積朔也の父親である賢人社長の実弟。
だからこそ、この商品開発部のスタッフの中にこれまで狭間部長に意見できる者は誰もいなかったのだ。
昨年10月に異動してきた橋沼課長は除いて・・・。
「おや、狭間部長は完全なる文系で、理数系は苦手だと娘さんから伺っておりますが?」
「何を・・・!」
口ごもる狭間の様子に、僅かに口角を上げて微笑む穂積部長が腹黒い。
これが噂に聞く゛ブラック穂積゛なのか・・・。
瑠花は呆然と黙って成り行きを見つめるしかなかった。
「それでは、狭間部長、この新商品の成分のうち、三神主任が問題としている部分はどこにあるとお考えですか?」
「そ、それはだな・・・」
狭間部長は、副社長である穂積直人の妻:浅子の父親で、いわゆる副社長の義父である。
副社長の直人は、穂積朔也の父親である賢人社長の実弟。
だからこそ、この商品開発部のスタッフの中にこれまで狭間部長に意見できる者は誰もいなかったのだ。
昨年10月に異動してきた橋沼課長は除いて・・・。