ねえ、
悲しみと怒り



「あやめ、もうすぐごはんできるよ」

「はーい」

月日は流れ、11月になった。


わたしはみていたテレビを消そうとリモコンをもった。


「速報」


そのとき音がなって速報の文字がでた。

その文章を読んだとき、時がとまり、そのままガタンと崩れ落ちた。


「し、ずく?」



「あやめ?どうしたの?」

大きい音がしたからかお母さんが不思議そうにリビングにきた。

「雫が・・雫が・・」

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