横顔がスキ 〜とある兄妹の恋の話〜
キャンプの前日、
あたしは持っていく物を
用意してた。

お気に入りの
水玉のパンツが見あたらない。

「おばあちゃ〜ん、
 あたしの水玉パンツ知らない?」

「はて?洗濯物はちゃんと
 入れてあるんだけどねぇ」


そういえば・・・

春頃に買った
かわいいレースのパンツも
いつの間にかなくなった。


もしかして下着どろぼう!?


「おばあちゃん、
 下着は家ん中に干してね!」

「そんなこと言うのなら
 自分で干しなさい」

そうだね。
あたしもできる家事は
お手伝いしないと。




そんなこと考えてると
柊にぃが部屋から降りてきた。

「いけねー!
 明日のキャンプの買い物してない!」

「何か買いものの担当だったの?」

「紙皿と紙コップとお菓子類。
 今から買いに行ってくるわ」
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