ある…女の子の日常

今、わたしはとても緊張しております。

役員会で下校が遅れて、人気の無い校舎を足早に歩いていると、背後から名前を呼ぶ声が聞こえて来たから、振り返るとそこには同じクラスの山田君が居た。


「藤田さん、暗いから駅まで送るよ!一緒に帰ろう」


どうしよう?断れないよね…


「ありがとう!山田君」


靴を履き替えて、校舎を出て駅まで歩いてると。


「藤田さんは確か、彼氏居るんだよね。いいなぁ藤田さんが彼女って自慢だよねー。別れて僕と付き合ってはくれないよね?無いよね…確か、女子の話だとイケメンなんだよねー。仕方ないよね~良いなぁ彼氏君は、羨ましい。
最近の女子は裏表激しいよね、僕は理想が高いのかなあ?可愛くて性格の良い女の子がいいだけなんだよね!それが難しい…あ~あ、何処かに優しい女子居ないかなぁ~~恋愛したい~」


何処かで聞いた台詞?デジャヴでしょうか?何処でだ?……うーん?
あっ雅美だ!そうか雅美かぁ!


「ねえ!山田君私の中学の友達でね、近くの女子校の子も同じ事言ってたんだけどね、会ってみる?」

「宜しくお願いします!」

「でも、山田君なら普通にモテるでしょ?」

「うーん!男慣れしてるのばかり周りに集まって来るんだよね!僕はドキドキの恋愛がしたいの!慣れてるのは嫌なんだよ!僕が慣れてないから…ワガママなんだよね!」

「…そうなんだ。じゃあ一回会ってみる?ちょと待ってね電話してみるね!」


わたしは駅に着いて、雅美に電話してみた。
偶然にも塾からの帰りで、駅にいるみたい…すぐ来るって…


「山田君、時間大丈夫?友達すぐ近くにいて今から来るから…」

「春香!」

「護君」

「和泉?」

「お待たせしました。遠藤雅美です」


何これ?パニックです。

「えー!和泉の彼女が、藤田さんだったのー!言ってよ~!びっくりしたじゃん。あ~イケメンかぁ!納得だわ。お似合いだねー」

「悪い!なんだか言いそびれてな」


山田君と護君が肩を叩き合っている?本当仲よさそうな感じ。


「ねぇ…山田君を私に紹介してくれるの?カッコいいよね!モテる人私…嫌なんだよ。絶対上手くいかないもん…」

「山田君良い人だよ。多分大丈夫だと思うけど」

「春香、時間大丈夫なら何か食べて帰ろう!バイト代入ったから奢るよ。山田と遠藤はどうする?」


護君がこちらに近寄ってきた。そして、2人を見てる。


「遠藤さんとは、はじめましてだね、僕は山田陸斗と言います。僕も行くから寂しいから是非いかない?」


山田君は軽く首を傾げて、雅美にお願いしてる。流石山田君上手いね。


「山田君ね…カップルにプラス1は悲しいよね。私も参加させていただきます」


皆んなでワイワイと、近くの食べ放題のお店に入ったの、此処は学生証見せたら1000円になるから良く利用するんだよ。

楽しかった。本当に楽しかった!ダブルデートみたいだったよ。雅美の料金は山田君が支払ってたんだ。

その夜、雅美からのラインで山田君と今度デートに行くんだよって、ウキウキいっぱいの色々送られてきた。

良かったね雅美。


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