かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
 先生は眉間に手を当てて、そこいらを揉む。
 銀縁の眼鏡を外した。
 私はそれを手に取って、そっとまたかけてやる。
「私、メガネフェチなんだよね。メガネかけてる高野せんせ、好きだよ」 
 ストレートな気持ちが出てしまうのは、私のいいところか、どうなのか。
 とにもかくにも、高野先生は、真っ赤に熟れあがってしまった。

< 113 / 400 >

この作品をシェア

pagetop