かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
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「なに、それって両思いってことじゃん」
「恋の悩みにはなっていない」
 私はあくる日、隣のクラスの弓佳となっちゃんの元へと脚を運んだ。
 ふたりとも、去年は同じクラスで、恋愛談義やら雑事のあれこれを共にした仲間だ。
 私だけ、彼女らとクラスが離れてしまった。
 その分、私は純と同じクラスになれたから、まあ、いいとして。
 ちなみになっちゃんは、私が瞬とつきあっている時に、自分がうだうだしていたもんだから“もらっちゃうから”などと云わせてしまった間でもある。
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