かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
 ミニスカートなんて、若い時分しか履けないから、今日は履いていこうと決めたのだ。
 短いスカートの裾が嬉しい。
 何だかスカートが踊っている感じ。
 浮足立っているのも否めない。
 約束の15分前には、駅の改札にいた。
 純、本当にくるかな?
 冷やかしの約束だったりしないかな?
 どんな服装できて、どんな笑顔を見せて駆け寄ってくれるのだろう。
 約束の時間まで、まだまだ時間はある。
 なのに、私はどぎまぎしていた。
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