Sugar Love 番外編③
柚葉はとろけそうなキスにされるがままだ。



しがみついてくる柚葉がこの上なく愛おしい。



「これからは何でも言ってくれるね?」



唇を離すと柚葉の目を見て真剣な顔で言う。



コクッと頷く柚葉の額にキスを落とし、顔のあちこちにキスの雨を降らせた。



琉聖はすっかり忘れていた事があった。



それが枕元で「にゃん」と鳴かれて思い出した。



「え?」



柚葉が声の方を向いた。



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