戦国に散った華

「蘭丸か?」








「・・・・茶々です!!」




緊張してたたずんでいると奥からどすどすと音がして、



「茶々か!

そうかそうか、よく来たなあ。

あ、中で待ってなさい。お茶を用意してくるから」



と叔父は嬉しそうに私の頭をわしゃわしゃと撫でてくれた。





その表情は久しぶりに姪っ子に会った叔父の純粋な気持ちそのもので、とても温かくて嬉しかったのを覚えている。



< 39 / 39 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop