戦国に散った華
「秀頼、何処も怪我はありませんか?

体調は如何じゃ?」


「母上、私はみなに守られて見ての通り万全です。



――――――母上はいつも心配のしすぎなのですよ」














―――そうだ。













いつもそうだ。















私はこれまで、この子をあまりにも心配しすぎてきた。











その結果がこの有様だろう。




私の招いた種で、この子もろとも私は消えゆくのだろうか。














「私のせいで........」





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