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「茉理乃が可愛くて俺はこんなに興奮してるのに、しないなんてお前の元彼、おかしいんじゃないか」

滝島さんはきちんとゴムを着けてくれた。
そういう気遣いが嬉しい。
英人は嫌がった癖に、子供ができるのは面倒だと無責任なことばかり言っていたから。

「お疲れ」

軽く唇を重ね、滝島さんの手が私の目を閉じさせる。
心地いい眠りに落ちていきながら、そういえばあの日、彼がなにか言っていた気がしていた。



翌朝、滝島さんは……コンビニで私の下着を買ってきてくれた。

「だって、汚れてる下着で帰るの嫌だろ」

確かに、そうなんですが。
でもよく平気で買いに行けるなー。

「じゃ、じゃあこれで」

昨晩のことを思いだすと気恥ずかしく、作ってくれた朝食を食べてそそくさと帰ろうとしたものの。

「送っていく」
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