ストレンジ


「じゃあそうと決まったらさっさと帰る準備してアキラんち向かおうぜ。」


まっ、どーせ何にも持ち帰んないから手ぶらだけどよー。


頭の上で手を組みながら絵梨奈さんが言った。



仮にも僕ら受験生なのに、勉強しないのかよ。


僕も人の事言えないけど。

「亜莉紗も行くっすよね?」

「亜莉紗も行くー!アキラくん家見てみたいもん。宇宙人の家ってどんなんなんだろ!」


そうだった。人間に見えてもこの髪の緑色したおとなしそうな少年は宇宙人なのだ。


油断禁物。早いとこバックれなければ本当に宇宙に拉致られるかもしれない。


「あのーアキラ?僕ちょっと用事が……」


「真ー。真は今日うちくる?」


人の話聞いちゃいねぇぇ!!わざと?わざとなのかな!?



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