エレベーター
気がつけば
気分が落ち着いてから4人で廊下へ出ると、下ろされていたシャッターはあげられていた。


3人が言うには校舎に戻った時すでにシャッターは上がっていたという。


やっぱり、何者かがあたしを学校内に拘束するために力を使っているんだ……!


そう考えると夜になってもなかなか眠ることができなかった。


ベッドの中で何度も寝返りを打ち、キツク目を閉じる。


しかし、瞼の裏にはエレベーター内の様子が蘇って来て、恐怖で目を開けると言う行為を繰り返した。


やがて窓から朝日が差し込み始めて、あたしは大きくため息を吐きだした。


結局ほとんど眠ることができなかった……。


頭はボーっとしているはずなのに、目だけは完全に覚めてしまっている。


午前6時になるのを待ってあたしはゆっくりと上半身を起こした。


寝不足が原因で少し頭がフラフラするのを感じる。


それでも、冷たい水で顔を洗うと幾分スッキリした気分になった。
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