春学恋愛部
ドキドキの体育祭
夏休みが終わった。

久しぶりの学校では、皆が柚果を見る目が変わっていた。

何だろう…じろじろ見られてる気がする…落ち着かないな。海斗と一緒にいるせいかな?と首を傾げる。

「じゃあな」
分かれ道から、一緒に登校してきた海斗が言った。

相変わらず素っ気ないけど、歩くスピードは遅くなった。
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