中学生が異世界転生しちゃったら強すぎた!

一節:転生

「う、うぅ。寒っ」
まだ10月なのに肌が凍るように寒い
「って、ここは…どこだよぉぉーー」
いつもの見慣れた天井はなく、
透き通るような青空が広がっている
「もしかして台風で家が吹っ飛んだのか?」
そんなことはなく、俺は草原の上に
寝転がっていた。
今自分がどういう状況にいるのか、このバカ頭ではわからず、口をポカーンと開けていた。

「まさか、あのオタクが言っていた、異世界転生ってやつか?」
異世界転生という言葉は聞いていた。
それ系の小説(どうやら小説とは言わず、ラノベというらしい)は、一回読んだことはある。
「異世界といったら美女に囲まれてあの、ハーレムせいk」
突然頭を強く鈍器で殴られたような感覚を感じた

目が覚めたときは、現実世界に戻れたかっ?
と、僅かな希望も抱いたがその希望はすぐに打ち捨てられた。
やっぱり見慣れない天井があった。石で作ってあるみたいだ。
「大丈夫ですかー?」
誰だこの声は
横には、見たことがない女、否
エルフが立っていた
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