夢のウエディング イン イタリー
2007年10月10日

朝、美和は4時40分に目が覚めた。拡嗣が

「まだ、早いよ」

と腕枕してくれて、もうひと眠り。

6時に起きて、昨日疲れ切ってシャワーを浴びていなかったので、朝のシャワーを浴びた。外はまだ、暗かった。

7時になって少しずつ明るくなってきたので、景色の写真とセルフタイマーで2人の写真を撮った。そのあと、朝食へ。ここのバイキングが一番豪華でおいしかった。パンは大きいのが数種類会ったので、2人で半分こして食べた。ジャムやチョコクリームが入っていて美味しかった。ピンクグレープフルーツのジュースもなかなかだった。

9時10分くらい前にレストランを出て、9時少し前にボート乗り場に着いた。周遊券を2枚買った。船に乗り込み、2階席へ。すぐに出港した。風が結構、冷たかった。船からは、ポルトヴェーネレの街並みとサンピエトロ教会が流れて行った。50分くらいでモンテロッソに着いた。海をバックに写真を撮ったりして海の青さに感動。街を少し歩いて、40分後、またボート乗り場に戻った。ボートに乗り込み、次の街、ヴェルナッツァへ。ここは、サルヴァトーレ山田さんイチオシの街。それだけあって、街もキレイで賑やかだった。かと言って、けばけばしくなく、可愛らしいパステルカラーの街並みだった。坂を上って高台の方へ行った。そこからの眺めが息をのむほどキレイ!!真っ青な空と海。ずっと歩いて行くと教会と墓地があり墓地の裏にベストフォトスポットが。心霊写真が取れていないといいけれど。

坂を下ってボート乗り場に戻った。ボートに何とか間に合い、リオマジオーレヘ20分で到着。ここも、また、違った雰囲気だが、やはりパステルカラーの街並み。すこしお散歩して、またボートに乗ってポルトヴェーネレへ。ここで、チケットを切り離され、なんでかな?と思ったが、理由はあとで判明。ポルトヴェーネレまでは30分。ボートを下りるときに拡嗣のジャケットを置き忘れてしまったが、白人のおじさんが持ってきてくれて私の手に持っていたブーケを見て、

「新婚さんかい?おめでとう。もうジャケットを忘れないようにね」

と言ってくれた。一度ホテルに戻り、日焼け止めを塗りなおした。ホテルを出て、昨日閉まっていたDA  ISEOへ。黄色いおじさんの人形が立っているレストラン。こちらも、サルヴァトーレ山田さんお勧めのお店だった。昼間から豪華に

☆シーフードスパゲッティ

☆ロブスターのセロリとトマト

☆タイのグリル

を頼んだ。どれもこれもおいしくて、感激!

お店を出ると、3時近くになっていて、3時発のボートでマナローラ行こうと思っていたが、乗り場で

「一度、ポルトヴェーネレに戻ってきたら、その券は前途無効」

と言われてしまった。あきらめるしかないね。残念だけれど、サルヴァトーレ山田さんのおすすめのヴェルナッツァには行ったからいいか、と自分たちを納得させた。

とりあえず、まだ、時間があったので再びサン・ピエトロ教会のほうへ行き、教会の海の見えるところで写真を撮ってもらった。それから、お土産物を選びに行った。割れるかも?と思ったけれど、青色の貝殻モチーフの写真立てを買った。ジェラテリアで、ジェラートを買って食べた。美和はストロベリーとヨーグルトのダブル、拡嗣は、レモンとココナッツのダブルをオーダーした。お腹いっぱいだったけど、おいしかった。

夕食の候補のレストラン(サルヴァトーレ山田さんお勧め)を確認しに行き、どうやらイタリア語のメニューしかなさそうだったので、メニューを全てメモし、ホテルに戻って、リージェンシーグループ株式会社にもらったイタリア語ガイドで拡嗣ががんばって翻訳。

7:50になって、メニューを写したお店、ダル・ペスカトーレへ向かった。咳について、オーダー。魚のカルパッチョは、ごく普通だったけど、おいしかった。パスタはイカ墨パスタだと思ってオーダーしたら、ムール貝と海老たっぷりの贅沢なイカ墨を練り込んだパスタで、美味しかった。メインは、スコーピオンフィッシュのトマトソース。美味しかったんだけど、スコーピオンフィッシュって何だろう?レストランは私たち貸し切り状態だったけど、味がよかったので、◎でした。

部屋に帰って、今日も甘い時間を持って、シャワーを浴びて、おやすみなさい。
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