満月の夜異世界へと繋がりました
第1章
「はあっ・・・ダメだ頭痛い、ってかふらふらする」


今まで感じたことのない痛みがあたしを襲う


今日は特に頭が重い


ってかこの頃特にそうだ



「あしたはバイト早く上がらせてもらお」



溜息をつくと鞄からマフラーを取り出した


中学生の頃から愛用しているマフラーを首に巻く


わずかに残る気力を振り絞るようにゆっくりと歩き出した








< 1 / 175 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop