満月の夜異世界へと繋がりました
「何か理由があるはず…か」


そう呟くと再び考え込む主任
あたしの憶測とも言える考えに要らぬ心配を与えてしまっただろうか
でも自分の考えは外れてはいないと思っていたりする、何故ならこの国でも身を守る為に守護魔法を掛けたりすることはあるが美結のようにかなり厳重にされているとなると何故だろうかと思わざるを得ない

それにこんな守護魔法を掛けるのは貴族とか王族とか警護を必要とする人物しかあり得ない…もしや余程の悪党か…美結に限ってそれはあり得ないけどでも一体どうして?
自問自答しながら美結の寝顔をそっと眺めていた
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