日本一のヤクザ幹部は、本当は私を溺愛している。
もうすでに空が白み始めた頃に
ようやく幹部会はお開きになった。


わいわいガヤガヤとしている後ろ、
他の幹部を見ると金の受け渡しをしている。


やい、勝っただの負けただの
言っていることから
俺の賭けの結果だろう。


くそじじい共め。


「鹿妻さん」


「瀬谷か」


瀬谷は俺が幹部候補となった最初から
ずっと着いてきてくれた部下だ。


初めは親父か兄貴か、どっちでしょう?
とか意味のわからんことを抜かしてきて
1発殴ったのを覚えてる。


なんの嫌がらせで
年上に親父か兄貴呼びされねぇと
いけねぇんだよ。


「妃瀬 宏輝様からお電話です。」


その言葉に幹部全員が軽く反応を見せる。


俺は携帯を受け取ると車に乗り込む。


保留音を消し声をかける。


「悠月です。」


「やぁ、朝から悪いね悠月。」


飄々とした声。


寝てなかったのだろうか
そんな気配を感じさせない声だ。


「いえ、構いません。
どうされました?」


「あぁ、朗報だ」


「朗報?」


「うん。桃華が今日退院するよ。」
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