私の彼は魔王様
おまけ
『やれやれ...ですね。』

抱き合う皇と花梨の側で赤い瞳の黒猫が笑った。

『おい、ケルベロス。あいつらいつまでべったりくっっいてるつもりだ。』


『いいじゃ ないですか。1年ぶりだし。ひがみですか?蓮様。』


銀色の瞳が見開かれる。


『ちっ 違う!おまっ!傷心の俺に良く言えるなっ!』


『花梨様に振られたのは1年前じゃないですか?まだ吹っ切れてないんですか?』




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