ずっと、離したくないな
また、目を覚ますと隣に見えた時計は7時を指していた。ここがどこだかは分からなくなったが、すぐに思い出した。
1回目に起きた時は何時だったのかは分からないが、だいぶ寝たのだろう。寝転がっていてもわかるくらいには体が軽い。
起き上がろうかと右手に力を入れると、そこだけ温もりがあるのに気がついて目を向ける。温かいのもそれはそのはず俺の右手は藍に握られていた。
とうの藍は眠ってしまっている。
あの時からずっと隣にいてくれたのだろうか。風邪で寒がっていた俺のためにこんなに暑い部屋で。