キミだけはずっと傍にいて。

「…それで、本題はここから。昨日の夜ごはんの最中に、あいつに電話があって、あいつはリビングを出て行った。その時の様子が少しおかしかったけど、俺は特に気に留めなかった。でも……電話して戻ってきた後の冬舞の様子は、決定的におかしかった。」


「決定的に……?」


「…そう。もうご飯いらないって言ってリビングから出て行ったんだ。その後から部屋に篭りっぱなし。今日も朝から一度も部屋から出てこない。ご飯も食べてない。」


「うそ……」


予想もしなかった事態に、開いた口が塞がらない。


じゃあ、昨日の電話に出なかったのも…


冬舞くんにとって、電話に出れないほどの何かがあったから……?




……ねぇ、冬舞くん。

あなたに一体何があったの……?
< 249 / 296 >

この作品をシェア

pagetop