やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~
「やばい」
「ん?」
「俺また泣きそうじゃん」
和哉はそう言ったまま目を閉じて、再び莉緒のお腹に自分の額をつけた。


愛してるよ。


莉緒のお腹の子にもそう告げながら、和哉はつんと鼻の奥が痛んだ。
< 396 / 413 >

この作品をシェア

pagetop