小さな小さな恋物語


うちが見た光景。

龍ね、

杏と手を繋いでたよ。

きっと・・・

あれだね・・・

付き合ったんだね。

なんでだろうね。

どうして、うちを見捨てたんだろうね。

「龍・・最低… だいっきらいッ!」

うちはそういい、走って…走って…

龍が見えなくなるまで…

ずっと・・・走った。

< 49 / 55 >

この作品をシェア

pagetop