俺様天然男子
スマホの音で目が覚めると、夕方になっていて。



「はぁい…」

「寝起き?」

「うん、寝てた…。理音くんはお仕事じゃないの…?」

「今休憩。写真見たけど、部屋狭いね」

「すごく狭いよ。お風呂もひとりしか入れないサイズだし、ビジネスホテルみたいに、お風呂とトイレ、一緒だった」



理音くんの声、とても落ち着きます…。



半月も離れるのかぁ…。



でも、この研修は配属先が決まる研修でもある。



各店の店長さんからスカウト形式らしく、優秀な人材は、たくさんの店長さんから声がかかるから、希望の場所に行ける確率が高いそうだ。



だから頑張って、認められなきゃ。



だって、リト音くんと離れたくないし、由嬉にも頻繁に会いたい。



せっかくふたりで住むことになったんだから、ちゃんと同棲したいもん。



「理音くん、あたし、明日から頑張るね?」

「うん。あんまりムリしないでね?」



不安だらけだけど、頑張らなきゃ。



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