冬と恒温
「鍵も閉めれないから家から出れないし…
あ!でも断じて家の中のものは触ってないから!極力見ない努力もしました…」

目を固く閉じて首を垂れる棗を思い出した。

「ああ、あれ努力だったんですね…というか病み上がりで正座ってどんな苦行ですか…」


林檎は夕飯を作りながら呟いた。
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