冬と恒温
バタン

深夜の冷気から無事に逃れた林檎はひとり暮らしの部屋の暖房をつけ、肩の力を抜いた。

夕飯はバイト先の賄いで済ませてきた。

時刻は1時を過ぎ、活動限界を越えた林檎は倒れるように眠りについた。
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