二人暮らしはじめました


「突然で悪いけど、俺、明日引っ越すから。」
朝ごはんの味噌汁を盛大に吹き出しそうになった。


私たちの両親は、私が中学2年の時に海外に転勤になって今は大学生のお兄ちゃんと暮らしている。


「えーっっ!な、なんで!?てか、私どうなるの?!」
明日からJKになるようなかよわい(?)女子に1人ぐらしを
させるのかっっ。

睨みつけながらお兄ちゃんに詰め寄った。

「お、落ち着けって!だから由羽の見守りを優斗に
頼んだんだよ。」
「え、優斗がうちに来るの?」







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高齢化が進んだ島で、同い年なのは楓だけ。 だから、今までただの幼なじみだと思ってたのに… 「幼なじみで終わる気ないよ?」 「俺だって男だから。」 こんなこと言われたら、心臓もたないよ! ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 中崎優羽(なかさきゆわ) 中学3年生 人懐っこくて色んな人とすぐ仲良くなれる。 成山楓(なりやまかえで) 中学3年生 優羽にずっと片想いしている。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

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